NHKはじめ、11.21大集会をマスコミ各社は大きく報道しました。わかる範囲でまとめました。
******************************** ★NHK 特定秘密保護法案に反対 大規模集会 11月21日 21時26分 特定秘密保護法案に反対する大規模な集会が21日夜、都内で開かれ、主催者の発表でおよそ1万人が参加しました。 参加者たちは、「政府は、慎重な審議を求める国民の声を聞いて、法案をただちに廃案にすべきだ」などと訴えました。 集会は、市民グループや労働組合などの呼びかけで開かれたもので、会場の日比谷公園の野外音楽堂とその周りには、主催者の発表で合わせておよそ1万人が集まりました。 はじめに、主催者を代表して海渡雄一弁護士が「国民の多くは、慎重な審議を求めているのに、政府はそれを無視して法案を成立させようとしている。諦めずに私たちの思いを国会に届けていこう」とあいさつしました。 参加者の中には、親子連れや仕事帰りのサラリーマンなどもいて、このうち、45歳の団体職員の男性は「ジャーナリストが何も伝えられなくなる世の中になるのがいちばん怖いことです。将来、子どもたちが生きづらい社会にならないよう法案を廃案にしてほしいです」と話していました。 38歳の地方公務員の女性は、「自分の周りでは法案に関心を持っている人が少なくどれだけの人が来ているのか、見にきました。話をよく聴いて帰りたい」と話していました。 集会では最後に「戦争は秘密から始まる。政府は、特定秘密保護法案を直ちに廃案にすべきだ」などとするアピールを採択し、参加者たちは、国会に向けてデモ行進しました。 ★時事通信 「情報隠し」反対1万人=秘密保護法案「希代の悪法」-撤回求め集会・東京 集会に参加し、特定秘密保護法案反対を訴える人々=21日午後、東京都千代田区 政府・与党が臨時国会で成立を目指す特定秘密保護法案に反対する大規模な集会が21日、東京都内で開かれた。主催者発表で1万人が参加。会場に入り切れない人たちが周辺にあふれ、終了後に合流して、法案撤回を求めるデモ行進を行った。 東京都千代田区の日比谷公園野外音楽堂で開かれた集会では、主催者の一人の海渡雄一弁護士が「今国会中の成立を絶対阻止し、廃案に追い込んでいこうではありませんか」と呼び掛けた。 登壇した作家の落合恵子さんは「どこまで民主主義をばかにする政権か。権力はいつだって情報を隠そうとしてきた」と批判。上智大の田島泰彦教授は「(戦前の)治安維持法に勝るとも劣らない希代の悪法。公務員も萎縮し、情報が出にくくなる」と訴えた。民主党や共産党、社民党などの国会議員も参加した。 集会後、参加者らは国会議事堂などに向かって行進。「何でもかんでも秘密にするな」「自由のない国、絶対反対」などと声を合わせた。(2013/11/21-21:48) ★ 北海道新聞 1万人廃案叫ぶ 東京・日比谷で集会 秘密保護法案(11/21 20:05、11/22 00:13 更新) 特定秘密保護法案の反対集会でプラカードを掲げる参加者たち=21日午後、東京・日比谷野外音楽堂 特定秘密保護法案の反対集会でプラカードを掲げる参加者たち=21日午後、東京・日比谷野外音楽堂 写真ニュースへ 機密を漏らした公務員らに厳罰を科す特定秘密保護法案に反対する大規模な集会が21日夜、東京・日比谷公園で開かれた。今国会での成立が濃厚となる中、参加者は「国民の命と安全を脅かす悪法」を世論を盛り上げて廃案に追い込もうと訴えた。 市民グループの「平和フォーラム」や「秘密法反対ネット」、新聞労連など5団体が呼びかけ、約1万人(主催者発表)が集まった。 主催者を代表して海渡(かいど)雄一弁護士(東京)は「法案は秘密指定期間を最長60年とするが、ここにいる人のどれくらいが60年後も生きているか。ふざけるなと言いたい」と怒りとともに撤回を求めた。 「秘密法に反対する学者・研究者連絡会」の田島泰彦上智大教授は「かつての治安維持法に勝るとも劣らない希代の悪法。公務員が萎縮して情報が出にくくなり、取材の自由や知る権利が損なわれる」と強く批判した。 法案の衆院通過が間近に迫る中、作家の落合恵子さんは「私たちは崖っぷちにいる。それでも、これだけ多くの人が集まった。力を尽くそう」と訴えた。 民主、共産など野党の国会議員も約30人が参加。「国会の中で阻止するのは非常に難しい状況。皆さんの力が必要だ」と呼びかけた。この日は東京以外でも全国10カ所以上で反対集会が開かれた。 秘密保護法案:反対集会に1万人 日比谷野音、入りきれず ★ 毎日新聞 2013年11月21日 21時46分(最終更新 11月22日 00時03分) 特定秘密保護法案への反対を訴えて集まった人たち=東京都千代田区で2013年11月21日午後6時41分、丸山博撮影 特定秘密保護法案への反対を訴えて集まった人たち=東京都千代田区で2013年11月21日午後6時41分、丸山博撮影 拡大写真 国家機密を漏らした公務員らに厳罰を科す特定秘密保護法案に反対する集会が21日、東京都千代田区の日比谷野外音楽堂で開かれた。 市民団体や労組による実行委員会が主催し、日本弁護士連合会が後援。約1万人(主催者発表)が参加し、会場に入りきれない人もいた。研究者や弁護士も発言し、青井未帆・学習院大法科大学院教授は「恣意(しい)的な秘密指定を抑える仕組みがない。審議も性急すぎる」と批判した。民主、共産、社民、無所属の国会議員約30人も参加した。 参加者はその後、国会などに向けて二手に分かれてデモ行進をした。 この日は全国13カ所で同様の集会が行われた。【日下部聡】 ★朝日新聞 「知る権利を脅かすな」 秘密保護法案、各地で反対集会 2013年11月22日00時44分 印刷 メール 紙面にプラス 【動画】特定秘密保護法案に反対 名古屋の集会に2千人=高橋雄大撮影 写真・図版特定秘密保護法案に反対する集会で声を上げる人たち=21日午後6時43分、東京都千代田区、遠藤啓生撮影 写真・図版 写真・図版 Click Here! [PR] 21日夜、特定秘密保護法案に反対する声が日本列島の各地で上がった。 法案への意見投稿はこちら 市民ら約1万人が参加(主催者発表)した東京都千代田区の日比谷野外音楽堂の集会。主催者が「取材・報道の自由、表現の自由を侵害し、市民の生命、安全を脅かす法案の制定に反対する」とアピールを読み上げ、廃案を求めた。 上智大の田島泰彦教授は「秘密を限定し、情報公開を広げる世界の大きな流れに逆行する。民主主義を掘り崩す」と批判。参加者は国会などへデモ行進して「知る権利を脅かすな」と訴えた。 参加者の一人、福島県南相馬市の山田俊子さん(73)は原発事故のあと神奈川県愛川町に避難している。事故後、緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)の情報が適切に公開されず、市民の避難に生かせなかったことに触れて、「法案が通ればもっとひどいことになる。国民の命を守るのが一番。秘密はいけない」。 大阪市の京阪電鉄・JR京橋駅前。労働組合のメンバーや弁護士らの5団体約25人が、「国民の知る権利を奪う法案に反対しよう」と呼びかけ、法案への反対署名を募った。大阪府枚方市の主婦、高徳理枝子さん(59)は「原発事故でもあとからボロボロと問題が明らかになった。ずっと隠されていたら、何が危険かわからなかった。そうなったら困る」と署名に応じた。 名古屋市中区の久屋大通公園。弁護士らでつくる市民団体「秘密保全法に反対する愛知の会」が主催した抗議集会には、約2千人が集まった。フェイスブックで集会を知ったという津市の無職立川幸生さん(64)は「国民の大多数が反対しているのになぜ早急に決める必要があるのか。自由に発言できるという基本的人権に影響があると思う」。 ★ 【秘密保護法案】 各地で反対の集会やデモ 「廃案を求め声広げよう」「憲法守れ」 Ads by Google オイルヒーターより経済的 www.yumedan.com 安全な暖房の選び方、オイルヒーター との比較掲載。全国通販。送料無料。 いつからひらがな教えたらいい www.shimajiro.co.jp こんな様子があれば、ひらがなの教え時。 3・4歳向けのひらがな教材もご紹介! コメントを書く 特定秘密保護法案の反対集会でプラカードを掲げる参加者たち=21日午後、東京・日比谷野外音楽堂 ▼秘密保護法案反対で1万人集会 東京・日比谷 市民グループや学者、護憲・平和団体などが呼び掛けた、特定秘密保護法案に反対する集会が21日、東京都千代田区の日比谷野外音楽堂で開かれた。主催者発表で約1万人が参加し「法案の内容も審議の方法もおかしい」「白紙に戻せ」と怒りの声を上げた。 「どこまで民主主義をばかにして、一人一人の市民をばかにする政権なんでしょうか。私たちは知っています。権力はいつだって情報を隠してきたのです」。作家の落合恵子(おちあい・けいこ)さんが語り掛けると、満席の会場から拍手がわき起こった。 憲法学者の青井未帆(あおい・みほ)学習院大教授は「恣意(しい)的な運用がされてしまったらそれを抑えるだけの仕組みが備わっていない恐ろしい法案だ」と指摘。海渡雄一(かいど・ゆういち)弁護士は与野党間の修正協議に触れ「ふざけるなと言いたい。もともとの法案より悪くなっている」と訴えた。 超党派の国会議員約30人も出席。会場の外にも参加者があふれた。 (2013年11月21日、共同通信) 【東京新聞】 ◆「憲法違反の悪法だ」 「ストップ秘密保護法案」前橋でデモ 「憲法違反の悪法。廃案に」―。国家機密を漏らした公務員らの罰則を強化する特定秘密保護法案に反対するデモが二十日、前橋市の中心部一帯であり、横断幕やプラカードを掲げた市民ら約百人が声を張り上げた。福島県に足を運んだ脱原発派や、県内の上空を飛ぶ米軍機などの騒音問題に取り組む人も参加。それぞれの思いから危機感を訴えた。 (菅原洋) 「法案が成立すると、政府が事故や放射性物質などに関する都合の悪い情報を指定して隠すのではないか」。渋川市の宮下歌子さん(74)が指摘した。 宮下さんは東京電力福島第一原発事故の四カ月後に福島県飯舘村に入り、事故の影響に苦しむ人々の姿を目の当たりにした。今年九月には原発間近の同県富岡町を訪れ、「事故が依然としてコントロールできていない」と実感。情報が閉ざされかねない危うさを感じ、デモに加わった。 前橋市の大川正治さん(70)は、県内の上空で米軍機などが飛行訓練し、騒音問題が起きていることから、政府に関係資料を情報公開請求。しかし、半分以上が黒塗りだった。 大川さんはその資料を手に、「こうした情報が秘密保護法で指定されると、全てが黒塗りになるのではないか。戦前の軍国主義に歴史の流れが逆戻りするようだ」と強調した。………(2013年11月21日)<記事全文> 【写真】特定秘密保護法案に反対してデモをする市民ら=前橋市で 【中国新聞】 ◆秘密保護法案の廃案訴え集会 政府が今国会での成立を急ぐ特定秘密保護法案に反対する集会とデモ行進が21日、広島市の中心部であった。市民団体「STOP!国家秘密法広島ネットワーク」が主催。国民の「知る権利」が侵されるとの危機感から、同法案の廃案を訴えた。 中区の原爆ドーム前での集会には約250人が参加。ネットワーク共同代表の山田延広弁護士は「何が特定秘密で、何が犯罪の対象か全く分からない。廃案を求める市民の声を広げよう」と呼び掛けた。………(2013年11月21日)<記事全文> 【写真】特定秘密保護法案に反対し、広島市中心部をデモ行進する市民たち 【琉球新報電子版】 ◆秘密法案撤回求め緊急集会 平和運動センター 沖縄平和運動センター(山城博治議長)は21日、那覇市泉崎の県庁前県民広場で、国会で審議中の特定秘密保護法案に反対する「STOP!『秘密保護法』緊急集会」を開いた。約120人が参加し「特定秘密保護法案を撤回せよ」「憲法を守れ」などとシュプレヒコールを上げた。一方、参加した県議らは「県議会でも(反対の立場で)協議したい」と話した。 山城議長は特定秘密保護法案について「沖縄の基地反対運動などを圧殺し、民主主義や憲法の理念を否定する法案であり、絶対に通してはいけない。法案を廃案にする大きな運動をつくろう」と声を張り上げた。【琉球新報電子版】(2013年11月21日)<記事全文> 【写真】特定秘密保護法案に反対し抗議の声を上げる参加者ら=21日、那覇市泉崎の県庁前県民広場